「教員から転職するためにはどうくらい期間が必要なのだろうか」、「どうスケジュールを立てたら良いかわからない」という方に、実際にアラサーで教員から転職した経験を踏まえて、転職スケジュールについて解説します!
この記事はこんな人におすすめ
・教員からの転職のスケジュールを立てたい人
・教員からの転職で今後のスケジュールが心配な人
結論:「どのくらいの期間で転職をしたいかによる!」
まずは結論、「人によります。」
それぞれ今の現状で立場が異なると思います。「もう精神的にも体力的にも限界な人」、「じっくり考えて決めたい人」など、自分の立場によって今後のスケジュールは変わります。ざっくり3つのタイプに分けてみましたので、自分がどのタイプに近いのかを考えてみてください。
type1緊急度MAX :最短退職
もう精神的にも体力的にも限界で体調面に影響が出てきている場合など、緊急性がある場合は、最短退職も選択肢としてありです。すぐに管理職に相談して退職の準備を進めましょう。
ただし、円満退職とはいかないので、「もう一度教員に戻りたい」と考えている人は、余裕をもったスケジュールで退職したほうが良いでしょう。
また、体調を理由に退職を考えている人は休職も選択肢とすることもありです。ただし、病院を受診して、診断書をもらって休職した場合、しばらくの間「新しく保険に入れない」「団体生命保険に入れないため住宅ローンを組めない」などのデメリットもあるので注意しましょう。
type2 緊急度そこそこ:今年度末退職
3月いっぱいまで勤務して、退職するパターンです。来年度の配置の問題もあるので、円満退職するための目安としては、9〜10月頃に管理職に伝えるのがよいでしょう。
メリットとしては、異動する先生と一緒に見送りをしてもらえるので、引き継ぎなどスムーズに退職することができます。ただし、年度末にかけて忙しくなるので、転職活動はできるだけ早めに始めるのがベターです!(私もこのタイプでしたが、忙しくて転職活動ができず、退職後になってしまいました。。。)
type3 じっくり検討:1〜2年後退職
正直急がない人は1年半〜2年あると余裕をもって退職することができます。
じっくり検討することで下記のメリットがあります。
メリット①スキルアップしてから転職できる。
自分の転職したい先に合わせて、スキルアップしてから転職ができます。例えば、簿記の資格を取って経理の仕事を目指したり、プログラミングを勉強してエンジニアを目指したり、選択肢の幅を広げてから転職活動をすることができます。私もプログラミングを勉強したり、ITパスポートの資格を取ったりして転職に向けて準備をしていました。
メリット②アピールしたい実績を作れる。
転職するときに「職務経歴書に書きたい経歴」を残った在籍期間で実績を作ることができます。例えば、私の場合は、転職することを決めてから校務分掌のGIGAスクール構想のタブレット配布担当の「配布までの計画性」や「教育委員会との折衝力」などをアピールしたいと考えて、実績を作ってから退職できました。
メリット③公務員試験も視野に入れることができる。
事前に時間があることで公務員試験の勉強をしてから転職活動をすることができます。さらに公務員試験は合格してから次年度の4月から勤務開始することができるので教員を続けながら試験を受けることができます。だいたい年度初めに各市区町村で試験日程や出願の時期が公表されるので確認してみてください。注意点としては、土曜公開授業や運動会などが試験日程と重なる場合があることです。学校の年間行事予定表と一緒に確認しましょう。
*ただし、職種によって年齢制限があるので、場合によっては早めに転職をした方がよいこともあります。
(しゃけお先生も市役所職員やITエンジニアへの転職を考えていましたが、年齢で引っかかることが多かったです。)
おまけ転職は早い方が選択肢が広い
自分に合ったスケジュールを選ぶのが一番大切ですが、実際に転職して感じたのは「年齢が低いほうが選択肢が広い」ということです。
例えば、公務員への転職を考えた時、ほとんどの市区町村で年齢制限があります。(だいたい20代までが多いです。)アラサーになると経験者採用のある自治体しか応募できないことが多いので要注意です。
また、しゃけお先生は「ITエンジニアになりたい!!」と思って独学でプログラミングを勉強していたのですが、プログラミングスクールやITエンジニアの求人も年齢制限があることが多かったです。(28~29歳くらいまで)
アラサーになる前の方が確実に選択肢は広いので、その点は理解してスケジュールを立てましょう。
まとめ
ベストの転職スケジュールは人それぞれ違うので、まずは自分の状況を振り返ってみましょう。
また、退職までにやることもこちらの記事にまとめてありますので参考にしてみてください。
以上「転職期間はどのくらい?転職スケジュールを立てよう!」について解説しました!ではまた〜!