「教員から転職しよう!」と考えたけど、実際何をすれば良いかわからない方も多いはず!
そこで、小学校教員からそこそこホワイト企業に転職した経験を踏まえて、教員の転職の流れを解説します!
この記事はこんな人におすすめ
・教員からの転職の流れを知りたい人
・教員からの転職で今後の見通しを立てたい人
STEP1:方向性の再確認
まず、本当に転職をした方が良いのか、方向性を再確認しましょう。
方向性の確認方法はこちらの記事にまとめましたので、良かったら参考にしてください!
STEP2:情報収集
転職する方向性が決まったら、次は転職の情報収集の準備をしましょう。
情報収集方法としては
・転職エージェントに登録する。
・ハローワークに登録する。
・転職ブログやYouTubeを見る。
・転職フェアに参加してみる。
などが挙げられます。
まずは情報を得るために行動しましょう。
STEP3:自己分析・経歴の洗い出し
次は自己分析と自分の教員としての経験を洗い出してみましょう。自分はどんな性格でどんなことが好きなのか、どんな校務分掌を担当したのか、自分が乗り越えてきた困難、こんな仕事は苦手だったなどを洗い出してみましょう。
自己分析や自分の経歴を振り返るメリットとしては、
①自分に向いている転職先を探す参考になる。
②履歴書・職務経歴書作成の参考になる。
という点があります。
STEP4:転職先探し
自分の経歴の洗い出しが終わったら、遂に実際の転職先を探します。探す方法としては、
・転職エージェントのサイトから探す。
・ハローワークのサイトから探す。
・企業のホームページから直接探す。(公務員なら市区町村のホームページ)
・転職フェアや会社説明会に参加してみる。
などがあります。他にも知り合い経由で職場を紹介してもらうことなどもできますので、転職先の候補を探してみましょう。
STEP5:履歴書・職務経歴書作成
転職先の候補ができたら、履歴書と職務経歴書を作成してみましょう。作成時にはSTEP3の経歴の洗い出しで出てきた実績を元に作成してみましょう。
注意点としては、「必ず応募先に合わせて書くこと」
当たり障りの無い内容でどこの会社にも出せるように履歴書や職務経歴書を作って、とりあえず色々な会社に送ってみても、正直採用側には「ちゃんと考えて作っていないな」というのが分かります。(実際に私も同じ履歴書で何社か出しましたが、書類選考でだめでした。。。)
個々の会社や仕事内容に合わせて、「会社の求めていること」と「自分の経歴」がマッチする内容で履歴書や職務経歴書を作成しましょう。
会社に合わせずに書いた履歴書や職務経歴書は、例えば教員でいうと、算数の指導案なのに国語の指導内容を書いているようなものです。いくら内容が良くても、めあてに合った内容にしないと意味がないので注意しましょう。
STEP6:採用試験(書類選考・面接・内定)
履歴書や職務経歴書の準備が終わったら、実際に書類を送ってみましょう。
転職エージェントの場合、各転職エージェントを通じて提出するので、すぐに出すことができます。
市区町村の公務員試験やハローワークの求人の場合は、直接郵送の場合もあります。
一番大事なのは「期待しすぎないこと!」
私も「書類選考くらいすぐ通るでしょ!」と高を括っていたのですが、転職活動開始当初はしばらくはほぼ全滅。。。
履歴書や職務経歴書をしっかり作成することで、少しずつ書類選考も通るようになりましたが、「通ったらラッキー!通らなかったら縁がなかっただけ」とあっさり考えていたほうが楽です!
書類が通れば、面接をして、内定をもらう流れになります。
STEP7:退職準備
転職先が決まったら退職の準備をしましょう!(私のように退職の方が早い人もいるかと思いますが。。)
主に挙げると
・管理職へ退職報告
・仕事の引継ぎ
・財形貯蓄や健康保険の整理
などです。人それぞれやらないといけないことは違いますが、結構やることたくさんあるので、余裕を持って退職しましょう。
STEP8:入社
退職が終わったら、いよいよ新生活のスタートです!
だいたい入社の前に内定者面談があるので、面談時に入社後の仕事内容や労働条件をしっかり確認しましょう!
おまけ①:長引いた場合のために貯金・資産運用
中にはなかなか転職先が決まらない場合があります。(私も退職後、再就職まで2ヶ月かかりました!)
正直お金が減っていくとかなり不安な気持ちになります。
気持ちに余裕を持って転職活動ができるように転職のための準備金をしっかり貯めておきましょう。(最低半年分の生活費は貯金しておきましょう。)
また、新NISAも始まったので、時間がある人は長期保有を前提に株や投資信託など、資産運用も行うと良いでしょう!(私も今までリスク少なめ重視で投資をしてきて、だいぶ金額が増えてきています。)
おまけ②:やっぱり教員を続ける!
実際に転職活動を始めてみて、改めて気づく教員の良さもあります。転職活動をして「やっぱり教員が良い!」と思ったら、教員を続ける選択肢もありです。大切なのは自分の頭で考えて行動したことなので、やってみた経験は必ず将来の力になります。
私も転職して、「やっぱり教員って良いな!」と思うこともありました!詳細はこちらの記事にまとめてありますので参考になれば幸いです。
まとめ
これらが転職の大まかな流れです。STEP1〜8の順番で解説しましたが、人によって多少順番は前後するので、自分に合った順番で転職活動を進めてください。(私も採用より先に退職したので。。)それぞれのSTEPの細かい内容は今後別の記事で解説していきます!
以上「転職って何するの?教員の転職の流れを解説!」でした!ではまた〜!